人生の楽園～手作りキャンドル工房～師走の壱［和歌山・高野山］12/5放送

12月5日の「人生の楽園」は高野山で手作りキャンドル工房を営む主人公です。

西田敏行と菊池桃子のナレーションでおくるドキュメンタリー番組がスタートです。

◆今回の新しい生き方の提案は・・・

高野山に恋をして単身移住し、趣味で続けてきたキャンドル作りで生計を立て、手作りキャンドルの工房『高野candle』をオープンさせたキャンドル作家の荒川由美さんを紹介します。

◆師走の壱［和歌山県・高野山］
●和歌山県伊都郡高野町


高野山（こうやさん）を中心としたまち、高野町。

八葉の山々に囲まれ歴史・文化・自然が融合した癒しの地です。

真言密教の聖地としても有名です。

◆主人公

「キャンドル作家」荒川由美さん

◆きっかけ

大阪市内の百貨店で働いていた由美さん、33歳の時に離婚。母娘二人の生活が始まりました。

ある日、娘が精進料理を食べてみたいと訴えます。「アトピーを持つ娘でも精進料理ならば食べることが出来る」と宿坊を予約。

人生で初めて高野山に足を踏み入れました。精進料理は美味しく、娘の笑顔を見るうちに穏やかな気持ちになれた由美さん。

月に一度は「高野山詣」を始めます。ついには「ここに住みたい！」と思うように。

アートキャンドルの個展を見に行く機会があり、その美しさに魅了された荒川さん。ご自身も先生について習い始めたそうです。

趣味で続けてきたキャンドル作りで生計を立てられないかと、『和歌山県移住者起業補助金』の制度に応募して、見事合格。

2014年3月、長年勤めた百貨店を辞め、高野山に移住。

手作りキャンドルの工房『高野candle』（こうやキャンドル）をオープンしました。

手作り工房『高野キャンドル』では、ろうそくの販売＆体験教室

高野紙や高野槇（コウヤマキ）の精油を使った独自のキャンドル作りが楽しめます。

●高野紙（こうやがみ）とは

高野山付近から産出する紙。高野版・障子・傘などに用いられた。諸説あるが、お大師様に教えられたといい伝えられている。

●高野槇（コウヤマキ）とは

常緑針葉樹で高木である。かつては世界中に広く分布していたが、現在は日本と韓国済州島にだけに残っている植物。水に強くて朽ちにくいことから、現在でも湯船材や橋梁材として重宝されている。和名は、高野山真言宗の総本山である高野山に多く生えていることに由来する。また、高野山では霊木とされる。

弘法大師が中国から持ち込んだという紫色のボタンの花をイメージしたキャンドルもおすすめ。

手作りキャンドル工房
高野candle（高野キャンドル）
和歌山県伊都郡高野町高野山85
定休日：月曜

◆キャンドル作家・荒川由美さんの手作り教室の紹介

手作り体験はカップケーキ、ドーナツ、マカロン、カヌレなどスイーツが2000円～

フラワータイプは予約時に価格を相談。

芯の周りは大豆ワックスを使用しておりますので、外側が溶けてなくなることがございません。

芯の周りは大豆ワックスを使用しておりますので、外側が溶けてなくなることがございません。

本格的なケーキキャンドルはプレゼントにも喜ばれます。

◆「WAKAYAMA　LIFE・田舎暮らし応援県わかやま」で荒川由美さんが紹介されています。

人生の楽園音楽（主題歌）
オープニング：徳永暁人「PARADISE OF LIFE」/エンディング：谷村新司「Heart in Heart」/ナレーション：西田敏行・菊池桃子
人生の楽園ホームページ

◆前回の主人公～夫婦の夢ふるさと農園～

関連情報：人生の楽園～夫婦の夢ふるさと農園～霜月の四［福岡・福津市］11/28放送

◆高野山のみどころ
●空海が開いた天空の都市

●壇上伽藍［だんじょうがらん］

【世界遺産】高野山の二大聖地のひとつ。弘法大師が真言密教の根本道場を開くにあたり最初に整備に着手した場所です。

壇上伽藍は、〈胎蔵曼荼羅〉の世界を表しているといわれています。

●奥之院［おくのいん］

【世界遺産】もうひとつの聖地、高野山の信仰の中心であり、弘法大師さまが御入定されている奥之院です。

明治以前は高野山全体を総本山金剛峯寺といい、「一山境内地」とされていました。

山内は「奥之院」と「壇上伽藍」を二大聖地とし、今も人々の信仰を集めています。